【始動】30代実家暮らし。土地なし金なしの僕が、阿蘇に「隠れ家」を作ると決めた理由

開拓記録

はじめに:ゼロからのスタート

はじめまして、ICHIと申します。

30代、熊本の実家暮らし。 今の私には、特別な肩書きも、誇れる資産もありません。 土地もない。資金もない。 人に語れるほどのスキルも正直まだない。

あるのは少しの違和感だけです。 「このままの生活を続けていていいのか」という、静かな疑問。

そんな「ゼロ」の状態から、今日ここで宣言します。

阿蘇に、理想の「隠れ家」をつくるプロジェクトを始めます。

派手な話ではありません。 でも、僕にとっては人生を賭けた一歩です。

なぜ今、「隠れ家」が必要なのか

日常は思っている以上に騒がしい。

スマホを開けば通知。スクロールすれば他人の人生。 仕事では気を遣い、人間関係では空気を読む。 気づけば呼吸が浅くなっている。

そんな人が周りにあふれています。 僕自身もそうでした。 疲れている理由が分からないまま、ただ消耗していく日々。

だから必要なのは、少し豪華な旅行でも、一時的な休暇でもない。

完全にノイズを遮断できる場所。 役割を脱ぎ捨て、本来の自分に戻れる場所。

それが、僕にとっての「隠れ家」です。

阿蘇の大地に描く構想

舞台は、阿蘇。 世界有数のカルデラを抱く、大地の塊です。

ここには、圧倒的な余白があります。 人工物よりも、空と風の存在感が勝つ場所。

つくりたいのは、単なるサウナ小屋ではありません。 もちろん、サウナは外せない。火を焚き、水に浸かり、汗を流す。

その先に、 誰にも邪魔されず眠れるヴィラがあり、 焚き火をただ眺める夜があり、 言葉を必要としない静かなカフェスペースがある。

目的は一つ。心身をリセットすること。

五感を開き、思考を手放し、自分の輪郭を取り戻す。 阿蘇のカルデラの中で、そんな場所を形にしたいと考えています。

屋号「一(ICHI)」の意味

屋号は、「一(ICHI)」としました。

理由は単純です。 今の僕は完全なゼロだから。

ゼロからイチを生み出す。 何もない場所に意味を与える。 そして、ここにしかない「唯一無二」の空間をつくる。

一から始める。一つずつ積み上げる。逃げ場はつくらない。 その覚悟を名前に込めました。

最後に:これは「実験ログ」である

正直に言います。 成功するかは分かりません。

土地探しでつまずくかもしれない。 資金調達で止まるかもしれない。 理想が現実に負ける可能性もある。

それでもこの挑戦をすべて記録します。 これは完成報告ではありません。「実験ログ」です。

0から1へ。 試行錯誤のすべてをここに残します。

もし今、疲れ切っている人がいるなら。 居場所を探している人がいるなら。 この過程を静かに見届けていただければ幸いです。

いつか阿蘇に、あなたが戻ってこれる場所をつくるために。

2025年12月20日 ICHI

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