構想を行動に移す
以前の記事で、私は「土地より先に椅子を買う」と宣言した。
土地探しの基準を固めた際に書いたように、私は「平らな土地」を諦めた。 私がこれから挑むのは、整備された分譲地ではなく、ありのままの自然が残る斜面や荒れ地だ。
そんな過酷な場所で、私を支える最初の相棒。 それがついに手元に届いた。
なぜ「Hilander」なのか
選んだのは、Hilander(ハイランダー)のウッドフレームチェア。
候補には本家のカーミットチェアもあった。 だが、資金戦略の記事でも触れた通り、私には無限の資金はない。 予算は土地代と自分では作れない価値(重機やインフラ)に残すべきだ。
Hilanderなら価格は約3分の1。 それでいて妥協のないブナ材のフレームが手に入る。
色は「ダークブラウン × ブラック」。 将来作る隠れ家やサウナの空間に、家具として馴染む重厚感。 それを重視して選んだ。
「コットン」ではなく「EX(ポリエステル)」という決断
正直に告白しよう。 椅子の選定について書いた過去の記事では、私は「火に強いコットン生地」を条件に挙げていた。 焚き火のそばで使うなら、コットン一択だと思っていたからだ。
だが今回、私はその過去の自分を裏切り、あえてポリエステルの「EXモデル」を選んだ。
なぜ前言撤回したのか? その理由は、先ほど触れた「平らな場所を諦める」という決断と深くリンクしている。
理由A:剛性
耐荷重は100kg。 平地なら華奢な椅子でもいいが、私が座るのはおそらく「斜面」や「不整地」だ。 フレームの剛性は、そのまま安全確保につながる。
理由B:黒の維持
コットンは日焼けで色が抜けやすい。 長く使う道具だからこそ、色あせないタフな素材がいい。
理由C:汚れへの耐性
開拓は泥との戦いだ。 水拭きできるポリエステルは、まさに「作業用」として理にかなっている。
火の粉対策? それはウールのブランケットを一枚掛ければ済む話だ。
実践レビュー:硬さは信頼の証

箱は思っていたより小さい気がした。

中身は完全に分解されている。 モニターの中で土地を探すだけでなく、実際に現地へ向かう時、この収納性が武器になる。 車の隙間に押し込めるサイズ感だ。
組み立てに入ったが……正直、硬い。 金具が入らず、生地も引きにくい。一瞬、不良品を疑ったほどだ。
だが組み上がって、それが「仕様」だと分かった。 生地の張りが強いのだ。
座ってみる。 少し沈み込み、体が止まる。 柔らかすぎずに確かな「支え」がある。

背もたれは低い。 だが、この高さで十分だ。 作業中に周囲を見渡し、状況を把握する。 その用途には、これ以上の高さはいらない。
まとめ:最初の相棒
確認後、すぐに分解して収納した。 いつでも車に積める状態に戻す。この機動力が、今は必要である。
これは単なるキャンプ道具ではない。 将来の事業で使う備品だ。
スイス風の施設。サウナ、カフェ、お宿、焚き火スペース。 そのどこかに、必ずこれを置く。
これは備品第1号であり、最初の相棒だ。 あとは、この椅子を広げる土地を見つけるだけである。


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